台風や大雨接近について

台風や大雨の場合、エレベーターの電子機器に水侵入または湿気でエレベーターが故障する場合があります。エレベーターのカゴに水が流れている場合は、感電、閉じ込め等の故障が発生しますのでエレベーターを利用しないでください。

特に、最下階の床全体が少しでも浸水している場合は絶対に利用しないでください。エレベーターには最下階床よりも1m以上の深さのあるピットと呼ばれる場所に水が溜まっている為、エレベーターが運転できた場合はピットの水溜まりへ侵入することとなります。ピットへ侵入した場合はそのまま閉じ込めとなり、エレベーターの構造上水の重さでカゴを上に上げることができません。冠水での閉じ込め救出は非常に困難となります。

最悪の場合、増水すると閉じ込められたまま、エレベーターのカゴごと冠水して溺死事故となってしまいます。

また、被害を最小限に抑えるため、エレベーター利用後は、降りる時にカゴの最上階ボタンを押していただくことで最上階で止まりますので故障しにくくなります。皆様のご協力をお願い致します。

気象庁

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